リウマチ用の靴というと多くの方がとても柔らかい靴を想像されるでしょう。しかし、実際にはそのような柔らかいだけの靴では肝心の「足を支える機能」が備わっていません。
リウマチと上手くつきあうには、いかに足部変形の進行を抑えるかということがとても大切です。すると靴には「足の骨格を支える機能」が必要不可欠となります。
快適な靴を入手するためには、やはり靴屋さんとのコミュニケーションがとても大切です。
足関節の病変
◎足関節(足首)の機能が低下して可動域が制限されると歩行が困難となる
◎踏み切り時、主に足首の前方部分に負担が掛かり痛みを生じる
◎痛みや動きの制限などによって歩容が変化する
足根部の病変
◎踵骨が外反し、扁平足を引き起こす
◎甲外側部分に痛みを生じる 対処方法
足趾の病変
◎外反母趾、ハンマートー、クロウトーなど
足趾の変形が生じ、靴を履くと圧迫されて痛い
◎靴の着脱が困難 対処方法
足底部の病変
◎足底部にタコ・ウオノメができやすい 対処方法